Mahoo!ブログ

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魔女の宅急便のエンディングでジジの言葉が戻らなかった理由を考えてみた。

さて、タイトルどおりなんですが、作品の最後にキキがトンボを助ける時に空飛ぶ魔法の能力を取り戻しているはずなのなのに、その後駆け寄ってくるジジは猫のように鳴くだけで、以前の様にヒトの言葉を話させずにエンディングを迎えるという、少し気になる演出がありますよね。

 

その納得する理由を自分なりに考えてみました!

 

①キキは最後にはじめて本当に人の為に魔法を使うことで大人になるための第一歩を踏み出した。ジジに頼らずともこれからは自立して生きて行けるという気持ちの表現として、宮崎監督はジジに喋らせなかった。

 

コレが結構キレイに纏まる理由なのかなと思うんですが、キキの能力って猫に単に喋らせるだけでなく、その時のキキの気持ちを理解し、代弁する様な役割もあると思うんですよね。キキのお母さんはキキが空飛ぶ事しか覚えなかったと別のシーンで嘆いていましたが、コレも立派な能力な気がします。猫の仕草も変えてしまう位ですし。雷が近い時にヒゲピリピリのシーンとか…漫画のキャラの様な動き!

 

②ジジは敢えて喋らなかった!

…だって周りに人がいっぱいいるんだもん。それまでのシーンで、ジジが喋るのはキキと二人きりの時がほとんど。周りの人に喋れるのがバレると大変だからね。

 

③ジジの最後の言葉は視聴者に考えさせる系。

ドラクエの主人公が全く喋らず、それぞれのプレイヤーにセリフを補完させるという、作者に都合のいいアレですな。

 

どんな台詞当てはめるかな?

 

自分だったら、「キキお腹空いた、ホットケーキ焼いて」かな。